あなたは、ビジネス書のベストセラー「7つの習慣」の内容を、簡潔に要約できますか?
こんなお悩みはありませんか?
- 読んだことは読んだけど、説明するのは難しい・・・
- そもそもあんまり内容を覚えてない・・・
- 自分の行動に移せず、読みっぱなしで終わってる・・・
そんな悩みをお持ちのあなたに届けたい、「7つの習慣を行動に落とし込むとどうなるか」を解説します。
この記事を読んでいただければ、次のような効果があります。
- 「7つの習慣」を簡潔に説明できるようになる
- 「7つの習慣」をもとに自分自身の生活や仕事ぶりを改善できる
それでは、各章ごとに「たった1つのアクション」に置き換えて解説していきましょう。
自分で変えられることに集中する
「7つの習慣」の第一の習慣は、自分で変えられることに集中する、というものです。
天気や他人の気分は、あなたの力では変えられません。
しかし、あなたが他人をどう見るか、ある出来事にどう反応するかは、あなた自身が変えられます。
あなたが変えられないものを変えようとせず、ただ穏やかに受け入れましょう。
そしてあなた自身が変えられるものについては、あなたが本当にふさわしい選択をしているのか、立ち止まって考えてみましょう。
その2つを見極める力が、知恵というものです。
自分が生きる物語を主体的に選ぶ
「7つの習慣」の第二の習慣は、自分が生きる物語を主体的に選ぶ、というものです。
あなたが生きる物語とは何か?
それはあなたが今いる環境そのものです。
誰と暮らし、どんな仕事をして、何に喜びを見出すのか。
次のような言葉を口にしていては、物語を主体的に選んでいるとは言えません。
- 「なんとなく〜してる」
- 「〜に言われたから」
- 「〜するしかないから」
あなたが生きる物語を主体的に選びましょう。
最優先のこと以外にはノーと言う
「7つの習慣」の第三の習慣は、最優先のこと以外にはノーと言う、というものです。
あなたは生きていく中でいろんな期待をかけられます。
期待には応えたいと思うでしょうが、時には全てに応えられないこともあります。
あなたはどんな物語を生きていて、何を優先していますか?
あなたが最も大切にしたいものは何ですか?
本当に人生を充実させるには、最優先のもの以外にキッパリと「ノー」と言わなければいけません。
誰にでも良い顔をしようとしていては、誰からの信頼も失うことになります。
勇気と基準を強く持ち妥協しない
「7つの習慣」の第四の習慣は、勇気と基準を強く持ち妥協しない、というものです。
仕事をする上で、手を抜いたり、妥協したりするのは簡単です。
逆に高い理想を追求することは、自分の身体にムチを打ち、周囲とは衝突し、困難の連続です。
しかし、人生を後から振り返った時に、誇らしく思える経験はどちらでしょうか?
答えるためでなく理解するために聞く
「7つの習慣」の第五の習慣は、答えるためでなく理解するために聞く、というものです。
会話をする時、ほとんどの人は相手の話を「自分が答えるために」聞いています。
言い換えると、「相手を理解するために」聞いている人はほとんどいないのです。
相手を理解するために話を聞こうとすれば、相手の発する言葉だけでなく、身振り手振り、視線、息遣いなど、相手の人間全体を観察しなければなりません。
自分が答えるためではなく、相手を理解するために聞くことは、深い集中力と相手への共感が求められますが、相手とより信頼関係を築くには欠かせないことです。
他人と自分の違いを認め尊重する
「7つの習慣」の第六の習慣は、他人と自分の違いを認め尊重する、というものです。
人と人とが共同で何かを成し遂げようとする時(例えば会社組織や家庭を運営していく時など)に大切なのは「全く同じ人間はいない」という事実を受け入れること。
そして、その事実を喜ばしいことだと歓迎することです。
人と人はみんな違うから良いのです。
他人が高く評価されることを恐れない
「7つの習慣」の第七の習慣は、他人が高く評価されることを恐れない、というものです。
他人が高く評価されるのを穏やかな気持ちで聞いていられる人は、多くありません。
特に、自分と近い環境にいる人(会社の同期など)が評価されたり昇進したりするのを見ると、人は焦りや不安、嫉妬を感じるものです。
でも少し立ち止まって考えてください。
他人が評価されたといって、あなたが否定されたわけではないのです。
まとめ
「7つの習慣」が発信している最も重要なメッセージは「流れを変える人になる」というものです。
流れを変えるような人間になるためのポイント7点を、具体的なアクションで表現してみました。
読みっぱなしで終わっていた「7つの習慣」を、今日から実践してみましょう!
まとめツイートはこちらです。
【七つの習慣】
1:自分で変えられることに集中する
2:自分が生きる物語を主体的に選ぶ
3:最優先のこと以外にはノーと言う
4:勇気と基準を強く持ち妥協しない
5:答えるためでなく理解するために聞く
6:他人と自分の違いを認め尊重する
7:他人が高く評価されることを恐れない
総括:流れを変える人になる— タマ教授 (@tama_easy) October 2, 2019