【要約&書評】<5分でわかる>SHOE DOG / フィル・ナイト

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〈この記事はこんな方におすすめ〉

・書籍「SHOE DOG」の要約や感想を知りたい

・NIKEの歴史を知りたい

・NIKE創業者の人となりを知りたい

 

〈この記事によってわかること〉

・書籍「SHOE DOG」のエッセンス

・NIKEが世界的企業になるまでの紆余曲折

・NIKE創業者の葛藤

 

フィル・ナイトさん「SHOE DOG」は、NIKE創業者である著者が、自身の挑戦と葛藤を赤裸々に告白している本です。

 

 

この記事では、「SHOE DOG」のエッセンスをまとめます。

 

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こんな方にオススメの本

「Shoe Dog」は、こんな方におすすめです。

 

  • 生きがい、働きがいを実感したい
  • 「自分はこのままでいいのか」という焦りがある
  • 一度きりの人生を楽しみたい
  • 自分のビジネスを立ち上げたい
  • 世界に飛び出したい
  • NIKEの歴史を知りたい
  • NIKEと日本の深い関わりを知りたい

 

本書の構成

「Shoe Dog」では、時系列に沿ってNIKE創業者の半生とNIKEの歴史が語られます。

 

  • 創業者のアスリート時代
  • 世界一周の旅に出る
  • 起業して日本から靴を輸入する
  • オリジナル製品の開発
  • NIKEの成長を阻む壁
  • NIKEの株式公開
  • 創業者の「死ぬまでにしたいこと」

 

本書の教え

自分の能力を活かせる道を探す

NIKE創業者である著者フィル・ナイトは選手として生きることはできなかった。

しかし靴ビジネスをきっかけとしてスポーツと関わることができた。

スポーツが好きなら、選手として生きる以外の道もある。

 

家族との関係に悩まない人はいない

著者フィル・ナイトはNIKEを立ち上げる中で家庭をもった。

妻や子供達とコミュニケーションを取ろうとするが、仕事があまりにもハードなため時間も気持ちも全て家族に向けることはできない。

たとえビジネスで成果を上げていても「我が子と良い関係を築くのはこんなに難しいのか」と弱気になるものである。

 

人の配置は難しい

NIKEがまだいわゆるベンチャー企業だった時期、社内での仕事の割り振りや人の配置がトラブルの種となり、創業者を悩ませた。

同じ志を持って集まった仲間でも、「あいつが気に入らない」「ここでは仕事したくない」という個人のエゴが現れて衝突してしまうものである。

 

まとめ

NIKE創業者フィル・ナイト氏は、学生時代に陸上競技の選手として活躍しつつも、「卒業後もプロスポーツ選手として生きる」という選択はできませんでした。

しかし靴のビジネスと出会うことで、スポーツを愛する自分の居場所や役目を見出していきます。

 

今や世界的大企業になったNIKEが、生まれたての頃どれだけ弱々しく、倒れかけながらも歯を食いしばって困難に立ち向かってきたか。

また創業者自身がどれだけ葛藤し、迷い、周囲と衝突しながら事業に取り組んできたか。

 

フィル・ナイト氏が書いた自伝的著書「SHOE DOG」は、生きる意味について悩む全ての若者に勇気を与えてくれる本です。