〈この記事はこんな方におすすめ〉
・書籍「SHOE DOG」の要約や感想を知りたい
・NIKEの歴史を知りたい
・NIKE創業者の人となりを知りたい
〈この記事によってわかること〉
・書籍「SHOE DOG」のエッセンス
・NIKEが世界的企業になるまでの紆余曲折
・NIKE創業者の葛藤
フィル・ナイトさんの「SHOE DOG」は、NIKE創業者である著者が、自身の挑戦と葛藤を赤裸々に告白している本です。
この記事では、「SHOE DOG」のエッセンスをまとめます。
こんな方にオススメの本
「Shoe Dog」は、こんな方におすすめです。
- 生きがい、働きがいを実感したい
- 「自分はこのままでいいのか」という焦りがある
- 一度きりの人生を楽しみたい
- 自分のビジネスを立ち上げたい
- 世界に飛び出したい
- NIKEの歴史を知りたい
- NIKEと日本の深い関わりを知りたい
本書の構成
「Shoe Dog」では、時系列に沿ってNIKE創業者の半生とNIKEの歴史が語られます。
- 創業者のアスリート時代
- 世界一周の旅に出る
- 起業して日本から靴を輸入する
- オリジナル製品の開発
- NIKEの成長を阻む壁
- NIKEの株式公開
- 創業者の「死ぬまでにしたいこと」
本書の教え
自分の能力を活かせる道を探す
NIKE創業者である著者フィル・ナイトは選手として生きることはできなかった。
しかし靴ビジネスをきっかけとしてスポーツと関わることができた。
スポーツが好きなら、選手として生きる以外の道もある。
家族との関係に悩まない人はいない
著者フィル・ナイトはNIKEを立ち上げる中で家庭をもった。
妻や子供達とコミュニケーションを取ろうとするが、仕事があまりにもハードなため時間も気持ちも全て家族に向けることはできない。
たとえビジネスで成果を上げていても「我が子と良い関係を築くのはこんなに難しいのか」と弱気になるものである。
人の配置は難しい
NIKEがまだいわゆるベンチャー企業だった時期、社内での仕事の割り振りや人の配置がトラブルの種となり、創業者を悩ませた。
同じ志を持って集まった仲間でも、「あいつが気に入らない」「ここでは仕事したくない」という個人のエゴが現れて衝突してしまうものである。
まとめ
NIKE創業者フィル・ナイト氏は、学生時代に陸上競技の選手として活躍しつつも、「卒業後もプロスポーツ選手として生きる」という選択はできませんでした。
しかし靴のビジネスと出会うことで、スポーツを愛する自分の居場所や役目を見出していきます。
今や世界的大企業になったNIKEが、生まれたての頃どれだけ弱々しく、倒れかけながらも歯を食いしばって困難に立ち向かってきたか。
また創業者自身がどれだけ葛藤し、迷い、周囲と衝突しながら事業に取り組んできたか。
フィル・ナイト氏が書いた自伝的著書「SHOE DOG」は、生きる意味について悩む全ての若者に勇気を与えてくれる本です。