三戸政和さんによる著書「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」は、楽しい人生を切り開くために「会社経営」という選択肢があるということを教えてくれる本です。
この記事では「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」を買った理由、中身の要約、読んだ感想をまとめてご紹介します。
経緯:なぜこの本を買ったのか
購入したきっかけ
Amazonでたまたま見かけて、タイトルに惹かれたので購入。
購入した目的
「一生同じ会社でくすぶるのは嫌だな」という気持ちに整理をつけたい。
要約:書いてあったこと
起業するのはめっちゃハード
- サラリーマンには定年・早期退職後「飲食業」などで起業する夢を描く人がたくさんいる。
- しかし、実際にはなかなか素人が勝てない世界。
- 日本で起業して10年後に残っている会社はわずか5%。
会社を買うことでリスクヘッジ
- もしあなたが業界大手企業でマネジメント経験があるなら、起業するよりも会社を買って社長になったほうが遥かにいい。
- 黒字経営であるにもかかわらず、後継者不在のために休廃業する優良中小企業はたくさんある。
- 事実、中小企業380万社の約7割で後継者がおらず、中には株式1円でもいいから譲りたいと考えているところも存在する。
買収後のキャリアプラン
- 在職時同様30~50人規模のチームを率いて、今度はサラリーマンではなく社長として力量を発揮し、役員報酬を得て、最後は会社を売却してキャピタルゲインを手にする。
- 雇われる人生を脱して、資本家になる。
参考:他の本とのつながり
「小さな会社を買いなさい」シリーズの続編として、会計編もあります。
感想:読んで思ったこと
中身は「大企業で長いこと務めて管理職になったけど先が見えちゃってもやもやしているおじさんを励ます本」という感じでした。
「あなたは実はすごいんです!まだまだ活躍できるんです!社長に指名されるのを待つ人生でいいの?自分で会社買えば社長になれるよ!」みたいなテンションで、想定されてる読者像は自分とちょっと違う気がするな〜と感じながら読みました。
著者の三戸さんは「飲食店経営はめちゃくちゃハードル高いヨ」っていうことを以前から発信されているようで、この本においてもそういうお話があったのですが、その中で成功事例として北千住の徳多和良 (とくだわら)というお店が紹介されてました。
この「徳多和良」というお店は
・人数は一組三人まで
・時間は1時間まで
・予約不可
・禁煙
・16時開店、20時最終入店、21時完全閉店
だそうです。行ってみてえ〜
まとめ
「一生くすぶって終わるのか・・・」と大企業でモヤモヤしてる人は一度読むべき!