【本の感想】金持ち父さん貧乏父さん/ロバート・キヨサキ

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「金持ち父さん貧乏父さん」は、お金の稼ぎ方や人との接し方について物語形式で優しく教えてくれる本です。

この記事では、特に刺さったフレーズを独断と偏見で紹介します。

 

 

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人生につつき回される

 

もし人生から教訓を学ぶことができれば、君は成功する。

もし学べなければ、人生につつき回されるばかりだ。

人間には2種類ある。

1つは人生につつきまわされても、ただそのままにしておく人たち。

もう一つは、怒って突き返す人だ。

でも多くの人は、続き返すときに相手を間違える。

上司や仕事そのもの、あるいは旦那さん奥さんに向かって突き返そうとする。

みんな人生が自分をつついていると知らないからだ。

人間は誰だって人生につつきまわされている。

中には諦めてしまう人もいるし、戦う人もいる。

でも、人生から教訓を学んで先に進んでいく人はとても少ないんだ。

そういう人は人生につつかれるのを喜ぶ。

そこから何かを学ぶ必要があることを知っているからだ。

それに、自分から学びたいと思っている。

そういう人は人生からつつかれるたびに何かを学び、先に進んでいく。

 

欲しいものを与える

 

金持ち父さんは教育だけでなくお金も人々に与えた。

彼は十分の一税という考え方を固く信じていた。

これは何か欲しいものがあったら、まず与えなければだめだという考え方。

お金が足りなくなると教会や慈善授業に寄付をするのが金持ち父さんのやり方だった。

絶対に忘れないでほしいことが1つある。

それは、何かが足りないとか、何かが必要だと感じたときには、まずそれを人に与えることだ。

そうすれば後になって、2倍にも3倍にもなって返ってくる。

このことはお金、微笑、愛情、友情などいろいろなことに当てはまる。

足りないものを与えるなんて、大抵の人はやりたがらない。

だが私の経験から言わせてもらうと、このやり方はいつも効果がある。

私は単純に、人間だれでもお互い様と思って、自分が欲しいと思うものを人に与える。

私はお金が欲しいからお金をあげる。

そうするとそれが何倍にもなって返ってくる。

何かを売りたいと思ったら、誰かが何かを売るのを手伝ってあげる。

そうすると私のものも売れる。

 

給料を得ようとするな

 

お金がなくなったらどうしようという恐怖に考え方を支配されてはいけない。

わずかなお金を稼ごうと大急ぎで仕事を探しに行ったりしてはいけない。

長い目で見て、「仕事をすることがこの苦労をなくすための最善の方法なのだろうか」と自分に問いかけよう。

私にすればその疑問の答えはいつもNOだ。

特に人間の一生を考えたらね。

仕事をする事は長期的な問題に対する短期的な解決策でしかないんだ。

君のお父さんが「学校に行って良い成績をとりなさい。そうすれば安定した仕事につける」と言うのは、君がお金を稼げなくなり社会のつまはじきにされてしまうのが怖いからだ。

君のお父さんは君のことを愛していて、君にとって1番良いことをしてやりたいと思っている。

教育と仕事は大事だ。でもそれでは恐怖と闘えない。

給料が必要だという思い込みをどれだけ早く忘れることができるか、それが君たちが大きくなってからの人生がどれだけ楽になるかを決める鍵だ。

ただ働きをしながら頭を使え。

そうすればじきに、私が払うよりもずっと多くの金を作る方法を君の頭が教えてくれる。

チャンスの見つけ方を学べば、人生最大の罠を避けることができる。

大抵の人は、お金と安全な道ばかりを求めているから、チャンスが目に入らない。

 

職業とビジネス

 

職業とビジネスには大きな違いがある。

私はよく人にこう尋ねる。

「君のビジネスは何だい?」

すると相手は答える。

「銀行だ」

私が「銀行を経営しているのか?」と聞き返すと、大抵「いや銀行で働いているんだ」という答えが返ってくる。

この相手の中では職業とビジネスが混同されている。

職業として銀行に勤めていても、その他に自分自身のビジネスが必要だということをこの人は知らない。

もし、自分がどこか決まった場所に行き働かなければいけないのならば、それはビジネスとは言えない。

自分が1番好きな資産を手に入れてビジネスにしよう。

好きでなかったらきちんと世話ができない。

私が不動産を買い集める理由は、建物や土地が好きだからだ。

 

 

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