【要約&書評】<5分でわかる>Netflixの最強人事戦略 / パティ・マッコード

読書案内
この記事は約3分で読めます。

〈この記事はこんな方におすすめ〉

・「Netflixの最強人事戦略」の要約や感想を知りたい

・人事制度の設計について悩んでいる

・いけてるベンチャー企業の人事制度について知りたい

 

〈この記事によってわかること〉

・書籍「Netflixの最強人事戦略」のエッセンス

・人事制度の設計について知っておくべきポイント

・優秀な人材を集める方法

 

「Netflixの最強人事戦略」を読んだのでその書評と要約をします。

 

 

スポンサーリンク

人事の基本

全ての職務に最高の人材を配置する

そこそこの人材で妥協しない。

「最高の人材しか採用しない」という評価を会社が得れば、従業員にとってもそこでの在籍経験が資産になる。

 

従業員にはもともと力が備わっていると信じる

従業員のやる気と忠誠心を高めようと躍起になる必要はない。

もともと人には能力があり、それを発揮したいと願っている。

人事がやるべきことは本来の熱意を削ぐような規律やシステムを取り除くこと。

 

従業員全員に会社の事業を理解させる

会社がどうやって収益を上げているかを、たとえコールセンターのスタッフであろうと理解している状態が望ましい。

 

人事がやらなくていいこと

社員のやる気を高めようとしなくていい

優秀な人材が集まり、魅力的な仕事があれば、人は誰でもやる気が高まる。

優れたチームは嬉々として困難に立ち向かう。

 

社内飲み会や社内バーを設けなくていい

従業員のモチベーションを上げるのはアルコールではない。

「最高のメンバーと一緒に難しい仕事に取り組んでいる」という手応えが、モチベーションを上げる。

 

人事考課はやらなくていい

人事考課は時間と労力の無駄。

多くの企業はただ惰性で非効率な人事考課を続けている。

 

会社をより良くするための質問

従業員は、会社の事業を簡潔に説明できるか?

休憩室でもエレベーターでもいい。従業員を呼び止めて「うちの会社が今後半年間に取り組もうとしている最重要課題5つは?」と尋ねる。

相手が間髪入れずに12345と説明できれば、合格。

 

従業員は、一緒に働くメンバーが好きか?

「この会社の問題をこの会社の同僚と解決したい」と思いながら毎日会社に行きたくなるのが理想。

 

従業員同士は、お互いに直接なんでも話せるか?

どんな意見であっても、言いたいことは相手に直接話すべき。

徹底的に正直でオープンな雰囲気を作ることが大切。

 

まとめ

優秀な人材が集まる会社にするには、どんな人事戦略が必要か?

ポイントは「あの会社には優秀な人しかいない」という評判を会社が得ることと、従業員が「この会社でこのメンバーと働けて楽しい」と心から感じていることだと「Netflixの最強人事戦略」の著者パティ・マッコードさんは指摘します。

企業の人事担当者・経営者にとっても、また企業で働く全ての従業員にとっても、大切なヒントがたくさん詰まった本です。

 

 

Youtube(音声)でのご紹介はこちらです。