【要約&書評】<5分でわかる>幻冬社社長 見城徹さんの言葉まとめ

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〈この記事はこんな方におすすめ〉

・見城徹さんの思想について知りたい

 

〈この記事によってわかること〉

・見城徹さんの著作から得られる学び

 

見城徹さんは、角川書店で編集者として大活躍したのちに独立し。幻冬社を立ち上げました。

ご自身の著作もたくさん出版されています。

 

 

この記事では、見城徹さんの著作のエッセンスをまとめます。

 

ブレイクする4つの要素

ブレイクするものには必ず4つの要素がある。

  • 明快であること
  • 極端であること
  • 癒着があること
  • オリジナリティーがあること

この4つを満たしていれば本は必ず売れる、芝居もヒットする、テレビは視聴率を取る。

 

クリエイターと編集者

結局クリエイターやアーティストと言うのは、自分で自分のオリジナリティーのある世界を作れる人のこと。

自分なりの原色をちゃんと作れる人。それは歪でもへたくそでもいい。

そして自分の世界が作れる人たちは、売れることとかそんなことを考える人必要は無い。

彼らに代わって作品を補強したり直したり流通にコンセントを突っ込んだりするために、編集者やマネージャーという人間がいるわけだ。

 

僕はいつも思っている。自分でオリジナルの原色は作れない、オリジナルな世界が作れない。

だからクリエイターのために作品を直したり、ブラッシュアップしたり、補助線をひいたり、プロデュースしたり、ものすごく売れるようなプロモーションを展開したりする。

それが自分の役割だと思ってずっと生きてきた。もちろんクリエイターが独自の世界を作るわけですが、編集者である自分の力が作用してクリエーターがブレイクするというのは例えようもない快感です。

 

名マネージャーの条件

優れたマネージャーっていうのは、時に知らんぷりして話を通してくれる、相手がやることを信じてくれる。

誰がどれぐらいのことをしてくれるかって言う価値判断をきちんと持っている。見て見ぬふりをする。

これがやっぱりマネージャーとして凄いと思う人の特徴です。

 

繊細でしたたか、臆病で大胆、弱気で強気、などなど、そういう心の振り幅があれば、たとえ目には見えないことであっても、風が起きたら熱が起きて、そこに人が惹きつけられる。

この人の言うことを聞いてみようと思う。

人を動かすことができるかどうかがマネージャーの勝負である。

 

そうした心の振り幅がその人の色気であり、魅力であり、セクシーさ。

ほとんど心が振れていない人には、誰も寄り付かない、魅力を感じない。

 

そうした魅力を持てるかどうかと言うのは、一人一人が自分の人生をどれだけまともに戦うことができるかって言うことにかかっている。

その集積が本人を魅力的にする。小手先では何もできない。帳尻合わせでは何もできない。

 

パーティーに行くのが嫌

僕はパーティーに行くのが1番嫌なんです。

だってパーティーなんて「やあやあ」「まぁまぁ」みたいな表面的なことばっかりで、本質的な話ができないから行っても意味がない。

さらに誰かと話しているときに挨拶されても、話を中断することができないから挨拶を返せないでいると、相手に嫌な奴と思われたりする。

逆の立場だったら僕だって傷つきます。

それより僕は作家と作品の話をしたいしミュージシャンと音楽の話をしたいし、女優と演技の話を出演した作品の話をしたい。一対一で対面したい。

不特定多数の人と適当に挨拶をして終わるのは嫌なんです。

 

手紙で相手を口説く

今までたくさんの仕事をしてきたのは、手紙を書いたことが生きている。

一緒に仕事をしたいと思った相手の作品を徹底的に味わい、自分なりの感想を手紙に書いて送る。

返事がこなくても、ただひたすら書く。するといつかは相手の心が動く。

だって何通も何通も、返事もないのに一方的に手紙を送り続ける人はそうそういないから。

 

自分に芸術に関する知識が大してなくても気にしない。聞きまくって、見まくって、読みまくって、自分なりの感想を話す。結局自分なりにしか言えないわけだから。

何も言えない奴が一番ダメである。

 

手紙の中身はまず相手を褒めるところから。しかしそのあと「ここはなぜこうなっているんですか?」「こうした方がいいんじゃないですか?」「この本が参考になるかもしれませんよ」と言ってみる。自分にしか言えないことを言う。相手が気づいて欲しそうなところに突っ込む。

すると相手は自分の理解者が現れたと感じてくれる。

 

信用できる人の条件

僕には信用できる人の条件が1つだけある。

たとえ自意識が強くてもいい、それと同じ量の自己嫌悪があるかどうか。

 

人って話してると自己嫌悪がふっと見えるじゃないですか。

その自己嫌悪が全くない人とは付き合えないと思っています。

僕にとっては自己嫌悪がある人がインテリゲンチャだと。

それは物事を検証する能力がある人だと思うんです。つまりジャッジの力ですね。

 

生きるという事は本当に反省と自己嫌悪だと思うんですよね。

 

小さいことにこだわれ

小さいことにくよくよせずに、大きなことをプロデュースできるわけがない。

小さな約束も守れない奴に大きなことができるわけがない。

もし果たせなかった小さな約束があるなら、次の機会にちゃんと果たせるようにきちんと手帳に書き覚えておく。

そういうことができない人に大きなものを動かせるわけがない。

 

プロデューサーの必須条件は、小さな約束も必ず守るということだ。

自分ひとりだけでは何も動かない。要求したものを受けてくれるのは相手がいてこそなのだから、「この人に頼まれたのは断れない」「この人のためなら懸命にやらざるを得ない」と相手に思われることが大切だ。

 

自己評価について

自分は今だめになっている、と自覚できることは1つの才能だ。

年齢を重ねるにつれて社会的地位を得れば、人間は誰しも慢心する。おごり高ぶる。

そこで「自分はダメになってしまった」と自覚し、自己評価をあえて下げることができるかどうか。

そうすれば人はそこからまた成長できる。自己検証、自己嫌悪、自己否定がないところに前進は無い。

 

まとめ

「たった一人の熱狂」は、755というSNSにおける見城徹さんの投稿を、彼の大ファンである箕輪厚介さんがまとめた本です。

タイトルの通り、とにかく熱い文章にグイグイと引き込まれていきます。

 

 

見城徹さんご自身の書き下ろしエッセイと対談が読める二冊「異端者の快楽」「編集者という病い」もおすすめ。

 

 

また、起業について関心があるあなたにオススメの書籍を、こちらの記事でご紹介しています。