〈この記事はこんな方におすすめ〉
・法人の確定申告を自力でやってみたい
・法人の確定申告のための資料の作り方がわからない
・税理士に頼むべきなのかわからない
・会計ソフトは使うべきなのかわからない
〈この記事によってわかること〉
・法人の確定申告の必要書類の作り方
・税理士を利用すべきかどうか
・会計ソフトを利用すべきかどうか
この記事は、「法人の確定申告を自力でやってみたいけど、資料をどうやって作ればいいのかわからない」という方に読んで欲しい記事です!
この記事では、合同会社を所有する著者が、税理士を使わず、専用の会計税務ソフト(例:freee、弥生会計)を使わず、自力で法人の確定申告を実施した際の資料準備の方法をご紹介します。
ちなみに「法人の確定申告って結局どんな資料を用意すればいいの?」「資料が多すぎて何から手をつけたらいいかわからない」という疑問に対しては、こちらの記事でお答えしています。
法人の確定申告書はどうやって書けばいい?
正直、法人税の確定申告にかかる書類はめっちゃ難解です。
書類の書き方は、税務署から届く封筒に入っている「手引き」を見るという手もありますが、これもめちゃくちゃわかりにくいです。
どうしても自力で法人の確定申告をしたいなら、「税務署に書類を持っていって、書き方を教えてもらう」のがお勧めです。
税務署で確定申告書の書き方を教えてもらおう
〈税務署で法人の確定申告の書き方を教えてもらう手順〉
- まず税務署に電話する
- 「法人の確定申告書の書き方を教えていただけますか?」と聞いてみる
- 「いつがいいですか?」と聞かれるので、予約日時を決める
- 当日、決算書と確定申告書を持っていく
事前に電話予約をすることで、税務署でスタッフの方に指導してもらいながら確定申告書を作成することができます。
当日の所要時間については、質問する内容にもよりますが、大体1時間程度は付き合ってくれます。
税務署に行く前にやっておくべきこと
税務署に行く前にやっておきたいことが二点あります。
〈税務署に行く前にやっておきたいこと〉
- 決算書(BS・PL)を作る
- 申告書の予習をする(わからないところを挙げる)
税務署に行けばスタッフさんに申告書の書き方を教えてもらえるとはいえ、最低限「法人のBS・PL」が完成していないと話にならないので、そこは頑張って作りましょう。
(税務署に「申告書の書き方を教えていただきたいです」という電話予約をした時点で、「決算書(BSとPL)はありますか?」と質問されます)
また、「教えてもらえるなら」と気楽に考えて、事前に申告書を全く見ないで行くのも失礼なので避けましょう。
お互いの時間を無駄にしないためにも、ある程度の予習(資料をざっと眺めて、これの目的は何だろう?と考えてみるなど)はしていくべきです。
確定申告書の自習におすすめの書籍
「申告書の各種書類(様式)間の繋がりを理解したい」という方におすすめなのが、こちらの書籍「ひとり社長の経理の基本」です。
こちらの本である程度予習をしておき、自力でわからない点を税務署のスタッフさんに教えてもらうようにすると、スムーズに確定申告書が作成できます。
法人の確定申告に税理士は必要?
めんどくさくて丸投げしたい人は税理士を使うのもありです。
ただし、税理士報酬を節約したい方や、確定申告の仕組みを自分で理解したい方は、税理士なしでも確定申告をすることは可能です。
「税理士ドットコム」は、あなたの事業規模や予算に合致する税理士を無料で紹介してくれるサイトです。
「自分一人で申告は不安」「自分の時間をあまり割きたくない」「なるべく低価格で税理士に任せたい」と考えている方にはおすすめです。
法人の確定申告に会計ソフトは必要?
決算書や内訳書が自力で作れる人は、確定申告のために会計ソフトを導入する必要はありません。
ただし、各期の決算を会計ソフトなしで行う自信がない方や、内訳書を自作するのがめんどくさい方は、会計ソフトを導入する方が確定申告における手間が少ないかもしれません。
「やよいの青色申告オンライン」は、簿記・会計の知識がなくても使える会計ソフトです。
シンプルなデザインと一目でわかるカンタンな機能で、はじめての方でも迷いません。
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まとめ
この記事のまとめはこちらです。
・税務署で確定申告書の書き方を教えてもらえる
・決算書は事前に作っていく必要あり
・法人の確定申告は税理士なしでもできる
・法人の確定申告は会計ソフトなしでもできる
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