〈この記事はこんな方におすすめ〉
・兼高かおるさんの思想について知りたい
・世界を旅した女性の視点を知りたい
〈この記事によってわかること〉
・兼高かおるさんの「旅」についてのこだわり
・取材を仕事にする上で大切なこと
「わたくしが旅から学んだこと」は、
1956年から1990年まで、31年続いた長寿番組の
『兼高かおる世界の旅』において、レポーター、
ナレーター、ディレクター、プロデューサーなど
何役もつとめた著者・兼高かおるさんが、
世界の約150か国を旅する中で学んだことを
やさしく教えてくれる本です。
この記事では「わたくしが旅から学んだこと」のエッセンスをまとめてご紹介します。
要約
若い人は安い旅をしてはいけない
- 「美術館に行かない、食事も適当」ではもったいない
- ある国の教養のない人しか見ずに、その国のことを判断すべきではない
- 自分を高めるためには、お金をかけてでもいいものにも触れること
意見を言えない人は「存在しない」同然
- 日本人は主張が苦手
- 自分が正しいと思うことをしっかり伝えるべき
- 相手を傷つけないで「ノー」といえる人になりなさい
何事も若いうちから
- 結婚も趣味も芸事も若いうちにやるべき
- 「引退して時間ができたら」と言っててはダメ
- 年齢を重ねると体力も友人も減っていく
感想
- 後半は旅とは関係ないし、ちょっと説教臭いかも・・・
- 写真を見ると、年齢を重ねても姿勢がよくていいなあと思う
- 仕事で忙しい人が、夜寝る前に軽く読むのにちょうどいい本
まとめ
仕事で世界を飛び回った女性が感じたことを
学びたい方に、たいへんおすすめの本です。