〈この記事はこんな方におすすめ〉
・リーダーシップについて学びたい
・偉大な組織とはどんなものか知りたい
〈この記事によってわかること〉
・リーダーに求められるもの
・偉大な組織になるための秘密
「ビジョナリー・カンパニー2」は、優れた組織から偉大なる組織に飛躍したケースについて膨大なデータを研究し、その法則を解明した本です。
めっちゃ分厚い本なので独断と偏見でまとめました。
この記事では「ビジョナリー・カンパニー2」のエッセンスをまとめてご紹介します。
要約
やめるべきことリストを作る
- やるべきことリストよりもやめるべきことリストが大事
- 平凡な企業は、あまりにたくさんのことをやりすぎる
- つまり、やるべきことリストを作りひたすら忙しくしている
- 偉大な企業は、本当にやらなければいけないことだけやる
- つまり、やらないことリストを作り忠実に実行する
まず誰をバスに乗せるかを決める
- 偉大な企業は、まず優秀な人材を集める
- 事業の方向性や内容から決めようとしない
- 優秀な人材がいれば、方向転換が必要になっても対処可能
- はじめに方向を決め、それに沿って人材を集めるのは良くない
- なぜなら状況が変わった時に素早く方向転換できないため
動機付けは行わない
- 偉大な企業は、従業員の動機付けは行わない
- 偉大な企業は、偉大な人材でできている
- 偉大な人材は、内側から溢れてくる情熱を持って仕事する
- 情熱を持って仕事する人間は、他人が動機付けする必要がない
感想
- 「ビジョナリー・カンパニー2」という邦訳は正しかったのか?という疑問
- 原題は「GOOD TO GREAT」つまり「良い存在から偉大な存在へ」
- 営利企業だけでなく、学校や部活などチーム運営全般に当てはまる内容
- この先も読み継がれるべき本だと思います
関連図書
「『ビジョナリー・カンパニー2』が大変優れた本であり、読むべきである」と推薦している本を紹介します。
私もこれらの紹介をきっかけに購入しました。
サーチ・インサイド・ユアセルフ
「サーチ・インサイド・ユアセルフ」では、「もしもビジネス書を一冊だけ読むなら、ビジョナリー・カンパニー2を読むべき」と本書を激推ししていました。
ジェフ・ベゾス 果てなき野望
「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」では、アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾスの愛読書が紹介されています。
「ビジョナリー・カンパニー」シリーズも「アマゾンの従業員が読むべき本」だと考えられていたようです。
またアマゾン従業員向けに、ジム・コリンズによる講演を行なったこともあるようです。
まとめ
やめるべきことに注意を向け、適切な目標の前に優秀な人材を集めることが、偉大な組織へ飛躍する秘密といえます。