「転職と副業のかけ算」は、勤務先に依存せずに自分の市場価値を高め続けるコツを学べる本です。
この記事では「転職と副業のかけ算」のエッセンスをまとめてご紹介します。
要約
一言でまとめると
勤務先に依存せずに自分の市場価値を高め続けるコツを学べる本。
大事なポイント
企業に依存しないサラリーマンになれ
ほんと当たり前なんですけど大事なことです。
「今の勤務先」たった一社に人生丸ごと預けるのは危険です。
どんな会社であっても、三年後や五年後に存在し続けてる保証はないのです。
年収は業界によるところが大きい
業界で大体の年収が決まります。
下っ端でもそこそこもらえる業界もあれば、役職ついても年収がすぐ頭打ちになる業界もあります。
商売の利益率が高く、動かす金額が大きい業界ほど給料も高いようです。
上司の評価より市場の評価をとれ
上司の評価ばかり気にして、市場で自分の価値がどんくらいなのか知らないのは危険です。
ベスト名言
「給料はもらうものではなく稼ぐもの」
しびれますね。
本当にそうだと思います。
給料が我慢料になってる人は多いですよね。
感想
ハッとしたこと
自分さえ良ければいいと思うな
「自分さえ良ければいい」というマインドでは、本業も副業も成長していかない。
自分も周囲もハッピーになるような行動の積み重ねが大事ですね。
本業も副業も当てはまることですが。
いい会社なんてほとんど存在しない
転職を4回経験しているmotoさんが言うと、重みがあります。
いつだって隣の芝は青いわけですね。
ブログで独立するとすぐ消費される
自分の人生から引き算でコンテンツを作って放流していくのは先細り。
マジでそうだと思います。リスクヘッジすべき。
狙い目のマーケットを知る方法
副業のねらい目のマーケットは、リクルートが手掛けている事業。
たとえば転職、結婚、住宅購入などのライフイベントに関連したもの。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ので、これらのイベントに関する情報は、需要のわりに供給が少ない。
共感したこと
フォロワーを安易に増やすべきではない
副業したいからといって、twitterにコミットしすぎるのは考えもの。
精神力と釣り合ってないフォロワー数を抱えると、マジで精神を病みますよね。
「副業禁止」を言い訳にすべきではない
副業をやらない理由を「会社が副業禁止だから」と言っちゃう人はダメ。
そもそも本業・副業以前に、自立してビジネスできないと思います。
言われたことしかできない人は本業一本でも大して結果出せない。
やってみたいこと
もっと自分の本業経験とリンクした副業を増やしたいです。
どうも本業の経験を会社の外で発信するのって躊躇してしまうんですよね・・・。
著者motoさんに質問したいこと
本書180pで以下のような記載があります。
2018年4月には副業を法人化し、現在は役員報酬で年収4000万円を入れている、というのが僕の副業収入になります。
これ見て疑問に思ったのですが、なんで役員報酬4000万円も入れるんでしょうか?
役員報酬増やすと、税金も社会保険料もメチャクチャ高くなりませんか?
(※入れる=ポケットに入れる、つまり所得を法人から個人に移転する、という意味だと推察して書いています)
普段の生活はとても質素だという説明も本書の冒頭であったので、私のような凡人の発想であれば役員報酬は極力少なくするべきでは、、、と思いました。
また、法人の役員報酬って一回設定した金額は安易に変更できないはずなので、ある程度カタい金額を設定するのがセオリーなのかなと思います。
motoさんの場合「副業年収4000万円」かつ「役員報酬4000万円」とおっしゃっているので、法人で稼いだ分ほぼ全部を役員報酬にしているように見受けられます。
浮き沈みの激しいアフィリエイト収入のほぼ全額を役員報酬の金額に設定して、急に払えなくなるリスクってないのでしょうか?
(実際はもっと稼いでいるのでしょうか・・・)
あと「副業年収4000万円」の副業が生んでる税後キャッシュフローはどんくらいなのでしょうか?
そもそも年収ってあんまり意味ない情報だと個人的に思っているので、ぜひ知りたいです。
まとめ
自分の市場価値を高めるためには、「軸ずらし転職」と「自分だけの経験を副業で発信」がポイント。
サラリーマンでいることにモヤモヤしてる人は是非読んでください。