〈この記事はこんな方におすすめ〉
- 仕事がまったく面白くない
- ずっとゲームをしていたい
- ゲームするように仕事を攻略したい
〈この記事によってわかること〉
- 仕事とゲームの違い
- 仕事をゲーム化する方法
- 仕事を楽しみつつ結果につなげるコツ
「仕事の説明書」は、仕事に行き詰っている方や、もっと仕事を楽しみたい方に、とてもおすすめです。
仕事と遊びやゲームはどんなところが似ていて、どんなところが違うのかを明らかにしてくれます。
そのうえで、「仕事を遊びやゲームのように楽しみながら攻略するにはどうしたらいいのか?」を解説してくれる本です。
この記事では「仕事の説明書」のエッセンスをまとめてご紹介します。
要約
そもそも仕事とは何か
- 仕事は本来苦しいものではない
- 仕事は楽しむことができるもの
- 仕事という「ゲーム」のルールを理解しないと苦労する
- 仕事とは「問題解決」である
- 問題解決能力を高めるために必要な知識がある
- しかし会社の研修ではそうした知識は教えてくれない(手順書は示されるが)
- ルールを学び、実践すれば仕事は楽しくなる
- 仕事を楽しめばおのずと成果はついてくる
仕事とゲームの違い
仕事
- 目標があいまい
- やり直しがきかない
- 自由意志が発揮できない
ゲーム
- 目標が明確
- やり直しがきく
- 自由意志が発揮できる
強者のゲーム
- マクドナルドはハンバーガー屋ではなく不動産業である
- Amazonは訪問者に欲しいものがなくても買い物をさせる仕組みがある
- Googleは検索した人が望んでいるであろう情報を表示する仕組みがある
定義することの大切さ
- 定義できれば管理できる
- 管理できれば測定できる
- 測定できれば改善できる
- 改善のためには、何よりもまず定義することが大切である
モチベーションについて
モチベーションは与えられるものではなく、奪われるものである
参考書籍
イシューからはじめよ
遊びと人間
夢をかなえるゾウ
金持ち父さん貧乏父さん
感想
おもしろかった部分
- 7章の最後~8章が面白いので、ここから読むのがおすすめ
- 本の末尾にある付録が面白い
- 参考文献を三冊買いました
- 著者二人が出版に至るまでの経緯が面白い
「仕事の説明書」の著者であるお二人は、「思い通りの本をつくりたい」という気持ちから、なんと出版社まで自分たちでつくったそうです。
出版の経緯について、詳しくは土日出版のブログをご参照ください。
あまり刺さらなかった部分
- 1章~6章はあまり刺さらなかった
- コンサルぽい横文字の説明が続き、読んでてわくわくしなかった
- 「説明書」という言葉の通り、一応の網羅性はある
- VUCA、MECE、3C、4Pなど知らない新社会人は読んでおくといいかも
まとめ
- 仕事とゲームは共通点が多い
- 問題を定義し、目標を明確にすることで、仕事はよりゲームに近くなる
- 仕事をゲームに近づけるほど、結果が出やすくなる
何事も、楽しんだほうが良い結果になるということですね。
子供のころにゲームに熱中したように、仕事も楽しみましょう!
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