〈この記事はこんな方におすすめ〉
・多動力を身に付けたいけどうまくいかない
・誰とも協力的な関係を築けない
〈この記事によってわかること〉
・多動力よりも大切な静止力のエッセンス
・身近な人々と協力的な関係を築く方法
この記事では「静止力」のエッセンスをまとめてご紹介します。
要約
昨今ブームの多動力は、
堀江貴文さんや西野亮廣さんが体現する
「子供になれ」というメッセージ。
それに対してえらいてんちょうさんは、
「子供になろうとしてどうすんの」
「もっと大人になりなさい」
「多動力より静止力」
といいます。
多動力と静止力の比較
多動力の特徴
- 一握りの天才だけが取れる戦略
- 無責任で子供っぽい
- 目標は永遠の3歳児
- トラブルが起きたら関係を絶つ
- 問題には関わりたくないので投げ出す
静止力の特徴
- 根気があれば凡人でも取れる戦略
- 責任を自覚している大人
- 目標は墓守
- トラブルが起きても助け合う関係を築く
- 問題を引き受け、解決する
「地元の名士」ランク
地元の名士見習い
- 地域住民として暮らしている状態
- その地域に住んでいる
- ご近所さんと挨拶を交わす
- 地域のお店や施設に出入りしている
名士ランクC、初級
- 地域住民と交流できる状態
- 世間話や井戸端会議に参加できる
- 近所からお裾分けや旅行土産などをもらう
- ホームパーティーを開いたり誘われたりする
名士ランクB、中級
- 地域住民から信用される状態
- お祭りの寄付金を出す
- 少年スポーツのコーチをする
- 独身の場合、縁談を持ちかけられる
名士ランクA、上級
- 地域住民から信頼される状態
- 地域の問題について相談を受ける
- お祭りの寄付金を集める
- 商店会長、青年団長、自治会長である
名士ランクS、特級
- 地域住民から尊敬される状態
- 墓守になる
名士になるコツ
「俺がやる」と言い続ける
すると、「後継者にならないか」という話が来る
人が嫌がる仕事を引き受ける
すると、自分の店もみんなに助けられて潰れない
飲み会等の集まりに参加する
すると、身近な人との絆が深まる
感想
- 多動力に対するモヤモヤを晴らしてくれてスッキリ
- 「多動力こそ現代人に必要な力!」みたいな空気に疲れてる人もいるはず
- 多動力が投げだす姿勢なら、静止力は引き受ける姿勢だと理解しました
- 引き受ける姿勢を持つ人が、もっと正当な評価を受けていいと思う
- 「地元の名士」の最高ランクが「墓守」という点が個人的にツボ
まとめ
「自分が大人であるから、社会に対して責任がある」
そう考えることができる人が、社会を次世代に繋げていく。
あなたも、子供っぽい多動力をそろそろ卒業して、
静止力という大人の力を身に付けませんか?
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