【要約&感想】<5分でわかる>虫眼とアニ眼

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虫眼とアニ眼」は、独特の発想で昆虫の生態を見つめる「虫眼の人」養老孟司と、スタジオジブリを率いる「アニメ(眼)の人」宮崎駿による、未来を生きる子供のために大人がすべきことを語り合う対談本です。

 

 

この記事では「虫眼とアニ眼」のエッセンスをまとめてご紹介します。

 

要約

一言でまとめると

独特の発想で昆虫の生態を見つめる「虫眼の人」養老孟司と、スタジオジブリを率いる「アニメ(眼)の人」宮崎駿による、未来を生きる子供のために大人がすべきことを語り合う対談本

 

印象に残ったポイント

日本人から見たアメリカ人像

「アメリカ人はなんでも手に入れている」という劣等感を日本人は感じすぎではないかと危惧している

アメリカ人だって、仕事する人は日本人より寝ないで仕事するし、子育てに悩んでいる人も多い

日本人は、アメリカ人のカッコいいとこだけ寄せ集めて作ったイメージに対して劣等感もっててくだらない

 

見ていて綺麗に感じるアニメの作り方

画面を細かく描き込むよりも、コマ送りの枚数を増やす方が綺麗に感じる

大切なのは、「情報の単位時間あたりの変化量」

短時間にたくさんの情報が入ってくるほどリッチな体験になる

 

アニメ作りの原動力

アニメ作りの根底にあるのは子供を楽しませたいという気持ち

子供を楽しませる仕事なら、アニメ以外でもなんでもいい

大勢の子供が感動してくれなくても、自分がよく知っている5~6人が楽しんでくれれば自分も満足、それが原点

 

若者の無気力の原因

若いスタッフの士気があがらないのは、自分の子供がいないからではないか

子育てしていない若者は、いつまでも「自分の映画」を「自分のために」つくりたがる

 

なお、上記のような「受け手を想定していない作品はつまらない」という意見と同様の指摘が

川崎昌平さんの著作「労働者のための漫画の描き方教室にも登場します。

要約はこちらの記事で。

関連記事【要約&感想】<5分でわかる>労働者のための漫画の描き方教室

 

感想

ハッとしたこと

アメリカ人のイメージって、たしかに断片的なものを切り貼りしてやたらと完璧なものをつくってる気がする。

バリバリ働いてる人は実はある部分で責任逃れしてたり、すべて順調に人生進めてるように見える人も子育てで悩んでたり、そういうことってあるよなあと思いました。

 

共感したこと

大人は自然と向き合わず、また他人とも向き合わず、自分のことばっかり考えてる気がする。

子供がいない人が「自分のための作品をいつまでも作りたがる」のって、確かにあるよなあと思いました。

動機の出どころが小さいと、人を感動させるものは作れないですよね。きっと。

 

まとめ

偉大な二人の巨人による対談は、様々な脱線がありつつも、大変示唆に富んでおります。

未来を生きる子供たちのために大人ができることといえば、まず自然をちゃんと見つめなさいということなのでしょうね。

 

 
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