<この記事はこんな方におすすめ>
- 関大徹さんの思想について知りたい
- 禅の教えを学びたい
<この記事によってわかること>
- 関大徹さんの言葉
- 禅を学ぶ人間が心得ておくべきこと
「食えなんだら食うな」は、曹洞宗の禅僧である関大徹さんの言葉・説教をまとめた本です。
この記事では、「食えなんだら食うな」のエッセンスをまとめてご紹介します。
要約
「食えなんだら食うな」の意味
- 「僧侶だけでは食えないから兼職する」ような根性で禅はやれない
- お寺はメシを食うところではない
- 僧侶はお百姓さんのご好意で生き永らえさせていただいている
- 僧侶として好きなことをやっている以上、お恵みを頂けなくなったら飢え死にすればいい
- 本来、禅をやるものに妻子は養えないのである
- 「好きなことをやりたい、家庭も持ちたい」というのはムシのよすぎる注文である
便所掃除こそ修行の基礎
- 便所掃除をしない禅僧なぞヌケガラである
- 人が見ていないところで善行することが大切
- 何事も、人のためにやってやるのではなく、自分のためにさせていただく
徳には「陽徳」と「陰徳」がある
- おおげさな寄付や寄進は陽徳である
- こっそり便所掃除をするのは陰徳である
- 「おれはいいことをしている」という慢心があると徳は積めない
禅という字は「単」に「示す」と書く
- 人生のありのままを自分のハラに入れるのである
- つねに「死」という局面に対峙することである
仏教でいう「いのち」とは「業」である
- 業というはたらきは永遠に続いてゆく
- 肉体が滅びても業は働きをやめない
- 人の一生は、この無始無終のはたらきの一期間にすぎない
感想
- わりと厳しい言葉も受け入れられる人が読むべき
- 男女差別的な意見もわりと出てきます
- 辛辣な意見の向こう側に、優しさも感じます
まとめ
「食えなんだら食うな」
それくらいの真剣さをもって、何事も一途にやらねばならない。
そんな教えを学べる本です。
「食えなんだら食うな」のご購入はこちらから。