メンタリストDaiGoさんによる著書「人生を変える 記録の力」は、「仕事がうまくいかない」「人間関係を築くのが苦手」といった問題を「記録すること」によって解決する具体的な方法を教えてくれる本です。
この記事では「人生を変える 記録の力」を買った理由、中身の要約、読んだ感想をまとめてご紹介します。
経緯:なぜ買ったのか
Amazonのおすすめに出てきたので購入。
メンタリストDAIGOさんの動画はよく観ており、論文や書籍と言ったエビデンスを示した上でいろんなテクニックを紹介してくれるところが好き。
最近日記を書き始めたこともあり、タイトルが「記録の力」という点に惹かれたので買ってみた。
要約:書いてあったこと
葛藤マネジメント
「失敗が怖くて行動できない」を解決する方法
具体的には以下の手順を踏む
- 行動しないメリット
- 行動しないデメリット
- 行動するデメリット
- 行動するメリット
感情の粒度
感情の粒度を細かくするとストレス耐性が身につく
感情の粒度を細かくするにはボキャブラリーの増強
ボキャブラリーの増強には小説がおすすめ
就寝前にやるべきこと
寝る前に5分だけ、翌日やることを書き出すとよい
それだけで睡眠の質が高まることが実験で明らかになっている
ほとんどの人は頭の中だけでTodolistを回しているので、不眠を引き起こしているのかも
肩の荷が降りるとぐっすり眠れる
非機能思考
役に立たない思考を非機能思考と呼ぶ
例えば「自分は誰からも好かれない」「自分はコミュニケーション能力がない」など。
非機能思考はただの思い込みであり、なんの問題も解決せず、ただ心の負担を増やすだけ
非機能思考をなくすには、思考の根拠、反証などを記録すればよい
役に立つ悩みと役に立たない悩みを瞬時に区別できるようになれば苦しまない
クイックウィン
小さな成功体験がモチベーションを維持する
長期にわたるタスクは、モチベーション維持が難しい
細かいタスクに分解し「この小さなタスクは達成すると何点なのか」を考えるとよい
感想:読んで思ったこと
結局、この本の根底にあるメッセージは「細かく書き出すのをちゃんと真面目にやれば、たいていのストレスは軽減できるよ」ってことかなと感じた。
ただ、めっちゃ忙しいとかメンタル病んでる時って、ブレイクダウンできないんですよね。。
ストレス対策として、記録する習慣をつけようと思う。手遅れになるまえに。
ふと思い出したのが、少し前に読んだオードリー若林さんの著書「ナナメの夕暮れ」。
若林さんは極度の人見知り&ネガティブ思考の持ち主なのですが「生きてて楽しくない地獄からどう脱出すればいいのか」を考えた結果、ペンとノートを買ってきて「何でもいいから、自分がやっていて楽しいことを徹底的に書き込む」ということを実践したそうです。
その結果、「自分の好きなことがわかり、他人の好きなことも尊重できるようになった」と書かれていました。
これも記録の力が働いた例なのかもしれませんね。
まとめ
メンタリストDaiGoさんによる著書「人生を変える 記録の力」は、「仕事がうまくいかない」「人間関係を築くのが苦手」といった問題を抱えている方におすすめ。
仕事や人間関係のストレスを解消することができる様々なテクニックが学べます。