〈この記事はこんな方におすすめ〉
・いつも時間に追われている
・今この瞬間に集中できる力を身につけたい
〈この記事によってわかること〉
・「時間がない」状態から抜け出すコツ
・自分が価値を置くことに全力で取り組む秘訣
この記事では「時間術大全」のエッセンスをまとめてご紹介します。
意思力だけでは絶対に集中できない
- 世の中には気を散らすものが溢れている。
- スマホには、いつも何かしら新しい情報があり、見ずにいられない。
- 人が1日にスマホを触る平均回数は2617回。
- 注意散漫が新しいデフォルトになっている。
- こんな世界では、意志力だけでは集中した状態を保てない。
気が散らないiPhoneの作り方
ソーシャル系アプリを削除する
twitter、facebook、instagramなど。
無限の泉アプリを削除する
無限に見続けられるもの、つまりYoutubeなどの動画配信アプリや、ニュース配信アプリなど。
メールアカウントを削除する
メールは気苦労の種である。
ウェブブラウザを無効にする
少し面倒だが、fasariを無効にしてしまおう。
それ以外の全てを残す
時間泥棒になっているものさえ削除すれば、その他のアプリは残しておいて問題ない。
まずは24時間トライしてみる
まずはお試し感覚で24時間、トライしよう。
ホーム画面を空っぽにする
- 生活のペースを落とすためにスマートフォンのホーム画面を空っぽにしよう。
- アプリのアイコンは全部2ページ目以降に移してしまう。
- 最初に現れる画面には何も残さない。
- 美しい壁紙だけが目に入るようにする。
- ホーム画面を空にすると、スマホを使うたび、ほんの一瞬だが静寂の時間が訪れる。
- 空っぽのホーム画面を見れば「自分は今この瞬間、本当にスマホを触る必要があるのか?」と自問する瞬間ができる。
- この方法をさらに一方進めるなら「1画面に1列(最大4個)しかアプリを置かない」という方法がある。
邪魔者をツールに変える
- Facebook、Twitter、メール、ニュースなど無限の泉は集中の妨げになる。
- しかし、だからといって無価値ということではない。
- 肝心なのは「なんとなく使う」のではなく、目的を持って使うことだ。
- アプリの目的に目を向けると使い方が変わる。
- お気に入りのアプリを「時間泥棒」にせず、「ツール」として主体的に使いこなそう。
目的をはっきりさせる
それぞれのアプリは「どんな活動のために使ってるのか」をはっきりさせる。
かけたい時間をはっきりさせる
その活動に毎日、毎週、毎月、どれだけ時間をかけたいのかを考える。
どう使うかをはっきりさせる
目的を達成するためにどうやってアプリを使うかを考える。
例えばTwitterを使うのは「自分の仕事を広め、読者からの質問に答えるため」だけに使うと決める。
返信は遅くていい
- メールやメッセージにはゆっくり返信する。
- 数時間、数日、次の数週間置いてから連絡を取ろう。
- 「できる限り早く」から「許される限り遅く」への方向転換が何より必要だ。
- リアル世界で声をかけられたら、すぐに反応するべきだ。
- だが即答するというデフォルトをデジタルの世界に持ち込むと大変なことになる。
- ネットでは各々が自分の都合の良い時間に、自分の優先事項について連絡することができる。
- 即座に返信するということは「私の時間を今、必要な人はいませんか?」と聞いているようなものだ。
狩猟採集民族のように食べる
- 野菜、果物、ナッツ、魚、肉などの加工されてない食品を食べよう
- バナナ、りんご、アーモンド、くるみ、果物、ピーナツバターなどをまとめ買いしよう
- 長いレシピの指示通り作る必要はない
- 焼いた肉とサラダなど、シンプルな調理で充分だ
コーヒーの正しい飲み方
- 起床直後はコーヒーを飲まない
- 「最初の一杯」を朝9時半から10時半までの間に飲む
- 「最後の一杯」を昼の1時半から2時半までの間に飲む
- 早すぎる時間帯や遅すぎる時間帯に飲んだりすると、エネルギーが低下する
- 20分程度の昼寝と一杯のコーヒーは気分転換に最適
映画を見る
- 頭がスポンジを絞りきったときのような枯渇状態になったら、特大の休息を取ろう
- 何もかも放り出して映画を1本見るのがオススメだ
- 映画はテレビとは違って、延々と続くことがない
- SNSやメール、ニュースのように、不安をかきたてることもない
- 映画は純粋に現実から離れ、脳じっくりとリラックスさせる時間になる
仲間と過ごす
- 良好な人間関係を保っている人ほど、長く健康で充実した人生を送れる
- 「一緒に話をすると元気になれる人」があなたにもいるはずだ
- 尊敬する人、刺激をくれる人、笑わせてくれる人に連絡を取ろう
寝室を寝るだけの部屋にする
- 寝る前にSNSやメール、ニュースを見ると、寝つきが悪くなる
- 睡眠の人を高めたいなら、寝室は常に「電子機器持ち込み禁止」にしよう
- 寝室は眠りのためだけの聖域にすると良い
- 意思の力で行動を変えようとするより、環境を変えたほうが早い
まとめ
時間術大全(原題:メイクタイム)は、
クレイジーなまでの忙しさをペースダウンする方法、
大事なことのために時間を作る方法に関する本である。
時間術を学ぶことにより、
今ほど忙しい思いをせず、
気を散らされずに、
今この瞬間をもっと
味わうことができる。
本書のシステム「メイクタイム」は、生産性とは関係ない。
つまり作業効率を高めるとか、
やるべきことを早く終わらせる、という話ではない。
自分にとって大事なこと以外をしないためのテクニックだ。
家族と過ごす、語学をマスターする、
副業を始める、ボランティア活動をするなど、
目的が何であれメイクタイムはとても役に立つ。
そしてメイクタイムを実践するうちに、
1日ごとに自分の人生を主体的に生きられるようになっていく。
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