〈この記事はこんな方におすすめ〉
・樹木希林さんの思想について知りたい
〈この記事によってわかること〉
・樹木希林さんの著作から得られる学び
「一切なりゆき」は、女優・樹木希林さんの言葉をまとめた本です。
この記事では、独断と偏見に基づいて、
「一切なりゆき」のエッセンスをまとめてご紹介します。
要約
モノがあるとモノに追いかけられる
- 住むところを気持ちよくしたい
- 若い頃は安物買いの銭失いだった
- モノを持たないとスッキリする
一回ダメになった人が好き
- ある意味の底辺を見た人は痛みを知ってる
- 色んな話ができるし、そこから変化できる
どろーっとした部分のこと
- どろーっとした部分は、いつもある
- 年とともになくなりはしなかった
- 「それでもいいんだ」と思うとラクになった
年取っても変わらないもの
- 変わらないものは、変わらない
- 年とともに成熟してく人ばかりではない
- 成熟しない部分があるほうが、可愛らしい
執着の形が変わった
- 私に縁のあった人たち、みんなキラキラしてほしい
- 頂戴した生命を活かしてほしい
- 年齢を重ねて、人を生かすことに執着の形が変わりました
一番トクしたこと
- 一番トクしたなと思うのは、不器量に生まれたことですよ
- 他人が私に関心を寄せないから、私が自由に人を観れる
感想
- 樹木希林さんの優しさがにじみ出ています
- チクリとする言葉もあり、人間をよく見ているんだなと感じます
- 飾らないことが樹木希林さんの魅力の源泉だと改めて思いました
- 「役者でも余裕のある暮らしができたのは、不動産収入のおかげ」という言葉が印象的でした
まとめ
本当に人生ってなりゆきですよね。
他人と比べて落ち込んだり、自己否定したりしてはもったいない。
年とともに成熟していけなくても、人間なんてそんなものだから大丈夫。
生きていきましょう。