全てのビジネスマンが読むべき「しゃべりの鉄則」!
「会社のミーティングが苦手」
「人前で話すのが辛い」
そんな風に悩んでいませんか?
話がなぜ伝わらないのか、そもそも何を伝えるべきなのか、どうすれば相手の心を掴めるのか。
「20字に削ぎ落とせ」を読めば、「プレゼンが聴き手に伝わらない」という問題に対する具体的な解決策がわかります。
この記事では「20字に削ぎ落とせ」を買った理由、中身の要約、読んだ感想をまとめてご紹介します。
経緯:なぜこの本を買ったのか
購入したきっかけ
「20字にまとめる」と言う本を買った時に、タイトルが似ている本書も合わせて購入した。
2つの本を実際に読み比べてみると、内容が重なる部分もあったものの、「20字にまとめる」はプレゼン資料や読書メモなど紙に落とし込むためのテクニックだった一方で、本書「20字に削ぎ落とせ」はスピーチするための技術について述べていた。
購入した目的
人前で喋るのが苦手なので「あがらずに話せる」「言いたいことが相手に伝わる」にはどうしたらいいのかを知りたくて本書「20字に削ぎ落とせ」を読んだ。
本書「20字に削ぎ落とせ」はメッセージを短くまとめること以外にも、話す際の仕草やペース配分などについても書かれており、特に「打ち合わせが苦手」という会社員にとっては役立つ本だと思う。
要約:書いてあったこと
オープニングの3要素
スピーチ上手な人は、オープニングに以下の3要素を取り入れている。
- バーン!(インパクトのある掴み)
- ビッグプロミス(聴き手への約束)
- ロードマップ(話の道筋)
(ブログを書く際にも活かせるなと思いましたので、この記事の冒頭も3要素を取り入れています)
盛り込むより捨てる
聴き手が「もう少し長ければよかったのに」と思うことは滅多にない。
大抵の場合「もっと簡潔に言ってくれないかな」と思っている。
話す内容は極限まで削ぎ落とし、余計なものは捨てるべき。
ストーリーで語る
ストーリーが見出せなければ、人は他人の話をなかなか記憶することができない。
下手に語られた珍しいストーリーよりも、上手に語られた些細なストーリーの方がはるかに記憶に残る。
印象は最初の7秒
スピーチの印象は最初の7秒で何を言うかで決まる。
冒頭で回りくどいおきまりの挨拶をすると、聴き手にはマイナスの印象を与える。
オープニングの必殺技4つ
- いきなりストーリーを語り出す
- ハッとするようなパワフルな質問をする
- 驚きの事実や数値を示す
- 格言や詩を引用する
上記の手法をスピーチ冒頭で使うことで聴衆を惹きつけることができる。
ただしどの手法も、スピーチで伝えたいワンビッグメッセージに関連するものであるべき。
ただインパクトを与えたいために突拍子もないことを言ってはいけない。
感想:読んで思ったこと
会社のミーティングで本書の教えを活かしたい。
具体的には、実践しやすい以下の2つだけをやってもだいぶ変わるんじゃないかと思う。
オープニングには3要素を取り入れる。
最初の7秒で聴き手の意識を集中させる。
「スピーチする機会なんかない」と言う人は、会社の打ち合わせで応用できないか考えてみたらいいのでは。
まとめ
「メッセージを伝えられる人」になりたいと思いませんか?
大事なのは伝えたいことを突き詰め、余計なものを削ぎ落とすこと。
プレゼン資料など、紙に情報をまとめる際にも「20字」という制限にこだわることは効果的です。
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