〈この記事はこんな方におすすめ〉
・樺沢紫苑さんの「アウトプット大全」の要約や感想を知りたい
・上手にアウトプットするについて詳しく知りたい
・自分の能力を高める方法について知りたい
〈この記事によってわかること〉
・書籍「アウトプット大全」のエッセンス
・学習効率を高めたい人が意識すべきこと
・学びを結果に結びつける方法
樺沢紫苑さんの「アウトプット大全」を読んだのでその書評と要約をします。
「アウトプット大全」は、スキマ時間に耳で読書ができるAmazon Audible版もあります。
(Amazon Audibleの無料体験はこちらから)
できる人ほどアウトプット重視
- 圧倒的に結果を出し続けている人は、インプットよりアウトプットを重視している
- 知識を詰め込むインプットの学びだけでは現実は変わらない
- インプットをしたらその知識をアウトプットするべき
アウトプットすることで記憶に定着する
- 実際に知識を使うことで脳はそれを重要な情報と捉える
- 重要な情報だけが長期記憶として保存される
- 脳の基本的な仕組みを知らないと人生の貴重な時間を失うことになる
インプット・アウトプットの定義と具体例
インプット
インプットとは脳内世界を変えること
インプットの具体例:「読む」「聞く」
アウトプット
アウトプットとは現実世界を変えること
アウトプットの具体例:「書く」「話す」「行動する」
アウトプットとは運動である
- 「書く」「話す」などの身体で覚える運動性記憶が記憶定着の鍵
- 筋肉や腱を動かすと、その運動は小脳を経て海馬を経由し大脳連合野に蓄積される
- 小脳を経由するので回路が複雑になり多くの神経細胞が働くことで記憶に残りやすくなる
インプットとアウトプットの黄金比
- インプット時間:アウトプット時間の比率は3:7が理想的
- インプットの2倍の時間をアウトプットにあてると記憶に定着する
- 勉強しているのに定着しないのはインプットばかりしている可能性あり
1冊の本からは「最低3つ」の気づきを得る
1冊の本から3つの気づきが得られれば、1500円の本なら十分元が取れている。
文章を書くための2つのコツ
・文章を書くためのコツは「構成」「締切」を先に決めること
構成を決める
・最初に構成を決めてから書くようにすれば文章書くのが3倍から4倍以上速くなる
例えば…
序章⇨本論⇨結論
結論⇨根拠⇨まとめ
締め切りを決める
・締切を「15分」「今日中」などと決めてしまえばアウトプットが早くなる。
スマートフォンはアウトプットのツールとして使う
- ほとんどの人は「SNSを見る」「ブログを読む」「ニュースを読む」といったようにスマホインプットのツールとしてだけ利用している。
- スマホはインプットではなくアウトプットのツールとして使うべき。
- 本の感想、映画の感想、学んだことの気づき等をインプットした直後や頭に浮かんだ瞬間にメモする。
- ポイント3つだけなら簡単に短時間でメモできる。
まとめ
「勉強してもイマイチ頭に残らない」そんなお悩みを抱えたあなたに「アウトプット大全」は大変おすすめ。
勉強を結果につなげたい人が知っておくべき具体的なTIPSがたくさん詰まった実践的な本です。
インプットとアウトプットを適切なバランスで行えば、めちゃくちゃ記憶への定着が良くなります。
「アウトプット大全」は、スキマ時間に耳で読書ができるAmazon Audible版もあります。
(Amazon Audibleの無料体験はこちらから)
インプットとアウトプットは車の両輪ですので、「アウトプット大全」の後に出版された「インプット大全」もあわせて読むのがおすすめです。
「インプット大全」についての要約と感想を書いた記事はこちらです。
関連記事:【要約&書評】<5分でわかる>インプット大全 / 樺沢紫苑